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  • 執筆者の写真kawatomo

【活動報告】都市大志田先生によるHD分解ワークショップ 8/30

更新日:2020年9月7日

13:00~15:00 小学生3名 高校生1名 大人3名 15:30~17:30 幼稚園生1名 小学生3名 大人1名 ◆講師:東京都市大学情報工学部情報科学科講師 志田晃一郎先生 ◆内容:パソコンのハードディスク分解

 

潜水艦はとてもコントロールが難しい乗り物で、操縦する人だけでなく、乗組員全員が、潜水艦のことを熟知しておかなければ、その性能を上手く生かせない~Know your boat。パソコンも同様で、どういう仕組みなのかを知って、はじめて本当に適切に使いこなすことが出来ますという導入で、志田先生のハードディスク分解ワークショップがスタートしました。


パソコンの大まかなパーツの成り立ち、それぞれの機能の説明がされ、これから分解するハードディスクは、我々の生活においては知識の集積場所である<本棚>であるということを確認。 ハードディスクのねじ山は星形なので【トルクスレンチ】という工具を使い、適正なサイズの工具に目星をつけ分解していきます。ハードディスクをおへその近くに持ってきて、垂直に全体重をかけて半時計回りにネジを回すのが、きつくしまったネジを回すコツ。 カバーを外すと出てきたのは、鏡面仕上げのピカピカのアルミディスク。ディスクは複数枚格納されており、容量により枚数が異なります。このディスクは自動車のエンジンのフル回転時と同等の猛烈な勢いで回転し~5400~7200回/分(90~120回/秒)~磁気ヘッドがその情報を読み取ります。だからこそ、ヘッドがディスクに当たらないよう鏡面仕上げとなっているそうです。 「ラベルやプリントされた文字から、それがどこの国どのメーカーでいつ頃作られたものか分かる」

「同じハードディスクであっても、メーカーや年代によって構造が微妙に異なる」

「磁気ヘッドの磁石が、とっても強力!」


分解をすると、これまで全く知らなかった色んな事が分かり

、参加者から興奮気味に色々な声が上がってきました。中には「誕生日にこれをプレゼントしてほしい!毎日でもこの作業をしていたい!これ持って帰ってもいい?」と、目を輝かせる子も。


幼稚園生、低学年の子からの素朴な説明にも、丁寧に同じ目線で応えようとして下さる志田先生の姿勢も印象的でした。開催者も参加者も双方が楽しめるこのようなイベントを、また開催出来たらと思います。




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